主人から離婚を突きつけられた女性の公正証書作成サポート事例

今回の離婚相談内容

電話で「離婚をすることになり公正証書を作りたいので、その内容について相談したい」と問い合わせをいただき、お二人で事務所に来られました。

離婚状況について聞かせていただくと、ご主人の不倫が原因なのに離婚を突きつけられたけれど、奥様は離婚を受け入れたようでした。

そこで、離婚についてお二人で話し合って決められたことはありますか?と質問をすると、「養育費、慰謝料、面会交流、学資保険、車のローン」は話し合って決まっているということでした。

子どもが2人いるので、養育費はキッチリ払ってほしいけど、ご主人の性格を考えると口約束だけだと払ってもらえなくなる可能性があるため、公正証書をつくりたいということでした。

ここで、公正証書に対しての認識を確認し、あらためて詳しくご説明しました。

ご主人と奥様は、公正証書は養育費に対して強制執行ができる書面という認識でした。

この認識は間違えてはいないけど、強制執行についての認識が十分ではなかったため、公正証書の扱い方として強制執行の流れなどを説明しました。

依頼主が公正証書に対しての正しい知識がついたことを確認し、公正証書の能力を最大限に発揮するために必要な情報をヒアリングしていきました。

今回の事例においては、「養育費、慰謝料、面会交流、学資保険、車のローン」について話し合っていたようですが、詳細部分についてアドバイスをしながら決めていただきました。

アドバイスの詳細内容

5つの合意内容についてのアドバイス

養育費について

子どもが20歳になるまで支払うというのは決まっていたが、大学に進学した場合や高校卒業で就職した場合等の状況変化についてまでは考えられていませんでしたが、奥様は決めておきたいと考えられ、その場でお二人で話し合われ、大学に進学した際の養育費について、高校卒業後に就職した際の養育費について、再婚をした際の養育費の支払いについて等を決められました。

慰謝料について

慰謝料は離婚前に一括で払ってもらうという約束だけしている状態でした。

公正証書の調印前に払ってもらう場合でも、後に払った払っていないという争いを避けるためにも、慰謝料の支払いがあり受け取ったことを記載したほうがいいとお伝えしました。

面会交流について

面会交流については、会う頻度の目途を立てられていましたし、特にアドバイスすることはありませんでした。

学資保険について

契約者と受取人の変更について決まっていました。

車のローンについて

車はご主人名義になっているが、奥様だけが使っているそうで、離婚後は奥様が車を所有しローン返済も奥様がすると決められていました。

ただ、その間の税金、保険料等については決められていませんでした

ローン返済中の車は、所有者名義の変更は容易にできないこともあり、ローン返済後に所有者を変更する合意や、それまでの税金と保険料は、ご主人に代わり奥様が支払うことが確認されました。

なんとなく頭の中では決まっていても、相手と同じとは限りませんから、お互いに確認して合意していれば公正証書の中に記載した方が後々のためになることをアドバイスをしました。

 

公正証書を早く作るためには

今回の依頼主は、相談前に話し合いを行い大枠は決められていたので、細かい部分を補っていけるようにアドバイスしていきました。

またお二人で事務所に来られたこともあり、細々としたことはその場で決めていただけたこともあり、公正証書の作成もスムーズにいきました。

 

家で二人で話し合って決める場合、感情も入ったり、日にちを先延ばししたりして、なかなか決まらないことも多いですが、事務所にお二人で来ていただくと、第三者がいることで冷静な判断ができたり、その場で記載内容が決まることも多くあります。

 

結果的に、公正証書作成までがスムーズにできるようなるともいえます。

 

離婚に関係する公正証書の作成サポートを行政書士に依頼する場合は、お問い合せの段階で、二人で行かないといけないかという質問も時々あります。相談は、お二人でなくても構いませんし、一人で来られる方のほうが多いですがが、可能であればお二人で来ていただくと、スムーズに進むこともあると思います。

 

大阪であれば、地下鉄谷町線、中央線 「谷町四丁目駅」7番出口すぐに行政書士大石がありますので、離婚公正証書の作成サポートをお考えの際は、ぜひご相談ください。

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